初めての洋服作り。
型紙は準備できいよいよ裁断です。
裁断のコツってありますか?
今日は私のやってる裁断方法をお見せしますね。私がやってる裁断コツもお伝えしていきます。
まち針は使わない
私は裁断にまち針は使いません。
型紙を生地に固定する為にまち針を使う人もいるようですが、作業効率も悪く生地がゆがんでしまうからです。
裁断前から生地がゆがんでしまっていたら、まっすぐに型紙通り裁断するのは至難の業ですよね。
ではどうやって型紙を固定するのか・・・
型紙の固定にはウエイトを使います。
洋裁用のウエイトは小さくてもしっかりとした重みがあり、裁断の邪魔にもならならず重ねられるのでとても使いやすいです。
ですが、重くてしっかりと文鎮の役目ができれば鍋の蓋でも大丈夫ですよ。
ロータリーカッターを使うなら大きいカッターマットがベスト
裁断には裁ちばさみ派の人とロータリーカッター派の人がいると思います。
私はロータリーカッター派ですが、これには1つ大事な条件があります。
ロータリーカッターで裁断するには大きいカッターマットが必要です。
ロータリーカッターでの裁断には、カッターマットの上にある生地しか裁断できません。
その為、型紙パーツをなるべく動かさずに一気に裁断するには型紙が収まるサイズのカッターマットが必要なんです。
例えば大人服ならA1サイズのカッターマットでも足りないので、私はA2サイズと2枚組み合わせて使います。
ベビーや100サイズくらいまでの子供服、犬服などの小さめパーツが中心でしたらA2サイズでも大丈夫だと思います。
ジュニアサイズや大人服を作られる方にはA1サイズが便利ですね。
裁ちばさみなら広い床やテーブルがあれば大丈夫なので、自分にあった方法を見つけてくださいね。
裁ちばさみorロータリーカッター
裁ちばさみのメリット
・カッターマットが不要
・広い面積の床やテーブルがあれば裁断可能
・カーブや複雑な形にも対応してカットが可能
裁ちばさみのデメリット
・はさみを入れることで生地が床から浮くので、生地がゆがみやすい
・厚さのある生地などは生地が動きやすいのでズレやすい
・定規を使えないので、多少のゆがみが生じる
ロータリーカッターのメリット
・直線箇所などは定規を使えるので裁断が正確かつ早い
・生地が床から浮かないので型紙通りに裁断が可能
ロータリーカッターのデメリット
・型紙パーツサイズの大きいカッターマットが必要
・小さいパーツや細かい裁断はカットしにくい
いかがでしょうか。
どちらも良いところがありますよね。
私はロータリーカッターをメインで使いながら
カットしにくい所は裁ちばさみという感じで
組み合わせて裁断を行っています。
実際に裁断してみました
以前紹介した【型紙を写してみよう】の記事で作った型紙で裁断をしてみました。
裁断に大切なことは、型紙通りにパーツを裁断することです。
その為にはなるべく広い場所で生地を広げて1つのパーツは裁断中に動かさず一気に裁断することが重要です。
まず一番大きいパーツ(長いパーツなど)から配置し、ウエイトを置きしっかりと型紙を固定します。
用意した生地が用尺ギリギリの場合には裁断前に、全ての型紙パーツを配置しましょう。
直線部分は定規を当てしっかりと手で固定して、ロータリーカッターで裁断します。
カーブなどはゆっくりと慎重に裁断を行いましょう。
V字箇所の裁断はロータリーカッターで余計な所まで切り落とす危険があるので、私は途中までロータリーカッター、Vの箇所は裁ちばさみを使っています。
裁断時には、合い印(ノッチ)は裁ちばさみでカットしておきます。
※今回合い印が無い型紙だったので写真がありません。
ポケットやタック箇所には型紙を置いた状態のままチャコペンや切りじつけなどで印をつけます。
今回生地の色が濃い為、鉛筆タイプのチャコペンを使いました。
私は普段消えるチャコペンを使っています。
裁断後にどのパーツかわからなくならないように、私は○シールを使ってメモしています。
全てのパーツの裁断が終わりました。
ソーイングって縫い始めるまでの準備が結構大変ですよね。
ミシンに向かうまでに、モチベーションを落とさないようにするためには
少しでもミシン前の準備をささっとこなすことが大事です。
そのための道具やコツを少しでもこのブログでお伝え出来れば幸いです。
とにかく楽しくソーイングしていきましょうね。
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