
ミシンを買いました。
糸が絡まったり、曲がったり、
なかなか綺麗に縫えません。
どうしたら綺麗に縫えますか?

綺麗に縫う為にはちょっとしたコツや練習が必要です。
今日はミシン初心者さんに
スムーズに縫えるようになるコツを
私なりにお話していきたいと思います。
この3つが大切です。
では詳しく説明していきますね。
この記事を読み終えたら、ミシン初心者さんもまっすぐに縫うコツが少しつかめるようになると思いますので、是非読んでみてくださいね。
ミシンの準備
ミシンで縫い始める前に結構大事なことは縫う準備です。
いきなり縫い始めたら、糸が絡まってそれを解くのに30分も掛かってしまった・・・。
こんなことがあるとミシンに対して面倒だなとか難しいなとか苦手意識が強くなってしまいますよね。
でもミシンと仲良くなるために、きちんと準備してあげれば大丈夫なんです。
これから何を縫うのかによってその準備も変わってきます。
縫う生地の厚みにあった糸と針を準備しましょう
これについては「ミシン糸と針の選び方」の記事を参考にしてください。
糸は生地と同色を選びましょう
これ、綺麗に縫うためにかなり大事なことです。
綺麗に見えること→綺麗に縫うことに繋がります。
せっかく綺麗に縫う技術が身についても、糸の色が違うと見栄えが悪くなって残念な仕上がりになることがあります。
ですので、初心者の方は特に糸を同じにすることを心がけて欲しいと思います。
※持っていない糸の色の生地は買わない
※買う場合には一緒に合う色の糸も買う
この2つのルールを作っておくといいと思います。
正しく糸掛けしましょう
上糸も下糸もきちんと糸が掛かっているか確認してから縫い始めます。
どこかに糸が引っかかっていたり、掛けなくてはいけない所に糸が掛かっていないなど1つでも間違っていると糸の絡まりや目飛びの原因になります。
特に掛かっている糸で縫い始める場合にはチェックを忘れがちです。
縫い始めの糸掛けチェック、初心者の方は必ず行って下さいね。
縫い始めのこつ
いよいよ縫い始めです。
本番布で縫いたいところをぐっと我慢して、試し縫いの癖をつけましょう。
出来れば本番布と同じ生地のハギレを用意します。
本番と同じ厚み(2枚重ねならハギレも2枚重ね)にして試し縫いです。
この時上糸はアタッチメントを通ってから後側(右後側)に、下糸も後ろ側(右後側)に出しておきます。
この些細な作業が、縫い始めの糸の絡まりが無くなるコツです。

試し縫いでは糸調子と縫い幅を確認します。
縫い目が汚い時には糸調子を調整して、綺麗な縫い目になるようにします。
また縫い幅もお好みで調整して下さい。
全てクリア出来たらいよいよ本番布でミシンスタートとなります。
まっすぐ縫うコツ
ミシン初心者さんはミシンのスピードに慌ててしまい、なかなかまっすぐ縫うことに集中できないと思います。
まず家庭用ミシンのスイッチでスタートする機種の場合にはスピードは一番遅く設定して下さい。
フットコントローラーをお使いの場合には、安定したスピードで縫い進めることができるまで、練習を重ねて下さい。
足で一針だけ縫うコントロールが出来るくらいがいいと思います。
優しくゆっくりと、そして一定のスピードで縫う練習を重ねて下さいね。
さて本題のまっすぐに縫うコツです。
ミシンの天板にはメモリが付いていると思います。
ここに、5ミリ、7ミリ、10ミリ、15ミリ・・・・と数字があります。
数字の縦のラインに生地を合わせて縫うと、例えば生地端10ミリで縫うことができるガイドラインです。

このガイドラインに生地をまっすぐに合わせて置きます。

ミシンでまっすぐ縫うコツは、このガイドラインをみて縫うことが大事です。
針ではなくて、ガイドラインに生地がまっすぐに進んでいるかどうかをみて縫い進めます。
手は生地を押さえつけたり引っ張ったりせず、左手は生地をそっと生地をさわる程度で生地の上に置き、右手はミシンの動きに対して生地が自然にガイドラインに沿うように誘導してあげる感じです。
縫うスピードもゆっくりと練習してくださいね。

ステッチ定規があれば簡単に生地を均等間に保った状態で縫うことが出来ます。

ミシンは慌てずに十分な準備をしてから縫うと、失敗がなくなります。
綺麗にまっすぐ仕上げるコツ
それは急がずゆっくり丁寧に縫う心がけも大事です。
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