スナップボタンの付け方【初心者さんにもわかる写真付き】

ソーイングの基礎とコツ
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スナップボタンが上手に付けられません。
付け方を詳しく説明して下さい。

今回は初心者さんにも分かりやすく丁寧な写真つきで
スナップボタンの付け方を説明したいと思います。

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スナップボタンとは

スナップボタンとは、ボタンホールが必要のない、指でパチンと押し付けて留めるタイプのボタンのことです。サイズなど種類にもよりますが、一般的にボタンの強度(くっつき具合)はボタンよりもやや弱いのが特徴です。一方で弱い力でも簡単に止めることができるので、ボタンホールを開けられないデザインにも使えるという点で便利です。

またスナップボタンは表にボタンが出ないというメリットもあり、そしてカシメのように生地に穴を空けないので何度でも付け替えできるのが便利です 。

今回ポーチのボタンに私がスナップボタンを選んだのは、縫い終わってから手縫いで付けることができるからです。
目的に合わせて、スナップボタンもボタン選びの1つに加えてみて下さいね。

スナップボタンの付け方

スナップボタンは通常フタ部分に凸パーツを使用します。
※私は今回フタ布に突起部分がくるのが嫌だったので、一般的な取り付けとは逆に取り付けています。縫い付け方のみ参考にして下さいね。

縫い付ける糸は#20~#30くらいのやや太めの糸を用意しましょう。
糸は1本取りがおすすめです。

まず取り付け位置にチャコペンで印を付けます。

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糸を玉結びしてから、チャコペンの印から針を刺し、一針生地をすくいます。

スナップボタンの中心に玉結びが来るようにして、糸が出たすぐ横から針を刺しスナップの穴の下から貼りを出します。

ある程度糸を引いて、小さな輪になったら輪に針を通して糸を最後まで引きます。

糸の出たすぐ横から布をすくい穴の下からまた針を出します。
これを1つの穴で3回繰り返します。

2回目も同様に糸の輪に針を入れて引きます。

3回目もこれを繰り返します。

1つの穴に3回繰り返したところです。
下の写真のように、糸の輪を通すことでスナップの周りに糸の結びができしっかりと固定されます。

続いてとなりの穴に移ります。
針で布をすくい次の穴の下に針を出します。

最初と同様にスナップの下から生地をすくい針を穴の下から出します。
糸の輪に針を通しひっぱり、これを繰り返します。

全ての穴に3回ずつ縫い付けました。

縫い終わりからスナップのパーツの下で生地を一針すくい針を出します。

最後に糸を玉どめして、もう一針刺してから糸を切ります。

片側のスナップを付け、向かいの生地に後を付け取り付け位置を決めます。

もう片方のスナップも同じように取り付けて完成です。

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