5年前にカバーステッチミシントルネィオを購入してから、私なりにカバステを使いこなす練習をしてきました。
カバーステッチ、バインダー処理など、一通りの縫い方も出来るようになりました。
それでもやっぱり欲しかった【ふらっとろっく】をついに購入しました。
これまで【トルネィオ】の使い方や縫い方・綺麗に縫うレポなどを行ってきました。
今後は【トルネィオ VS ふらっとろっく】などの比較検証もしていきたいと思っています。
これからカバステを購入したいなと思っている方にも、参考にして頂けると嬉しいです。
【カバステ比較】トルネィオVSふらっとろっく

憧れのカバーステッチミシン、サイズは?価格は?縫い心地は?違いは?と気になる比較検証を行っていきたいと思います。
サイズ比較

トルネィオ
幅414mm 高さ335mm 奥行き243mm
ふらっとろっく
幅340mm 高さ290mm 奥行き280mm


トルネィオは専用テーブルを取り付けるのでふらっとろっくよりも若干大きく感じます。

形状の大きな違いは、トルネィオは家庭用ミシンの感覚で縫えるよう、高さ100mm、幅143mmの広いソーイングスペースがあります。針の右側のスペースです。

ふらっとろっくには針の右側にはスペースがありません。
スペースのあるトルネィオに慣れていたので、最初ふらっとろっくに少し違和感を感じました。
価格比較
ミシンの価格については、以前ブログでも記事にしたことがありますが、ミシン業界の謎。
購入者にとっては安く購入したくても比較しにくいなんとも面倒なシステムです。
ネットでは価格が表示されておらずメールや電話で販売店に見積もりをとらなければなりません。
トルネィオとふらっとろっくの購入時期は約5年変わりますが、大きな変動が無いとしておおよそですが約2万円ほど購入価格差があると思います。
トルネィオの方が2万円安く、5年前私はこの価格に惹かれトルネィオを購入した1人です。
機能比較
トルネィオもふらっとろっくもカバーステッチやバインダー処理のミシンで、どちらも縫う機能はほぼ同等です。
仕様の違いの大きなポイントは縫い速度です。
トルネィオが1,000針/分なのに対してふらっとろっくは1,500針/分と1.5倍です。
これは縫う速度なのですが、パワーの違いと言っていいと思います。
トルネィオを1とするとふらっとろっくは1.5倍のパワーがあることになりますね。
このパワーこそが何よりも、ふらっとろっくの安定した縫い目・綺麗に縫えるポイントになります。
トルネィオとふらっとろっくの違いについては、今後実際に同じものを縫って比較検証も行っていきたいと思っています。
果たして2つのカバーステッチミシン、2万円の差は縫い比べでどうでるでしょうか。
どうぞお楽しみに。
コメント
カバーステッチミシン、今ではkanade一択という声をよく聞きますが16万という価格から、作品を売るつもりもないしニットソーイングは寒い時期に3着程度の私には縁の無い物と思っていました。しかし、トルネィオなら4万程度で手に入ると知り、事情が変わってきました。裾や袖を短くしたい下着のシャツやTシャツが20着以上あるからです。ロックミシンで天地縫いもしてみましたが手間の割に納得のいく出来になりません。ロックミシンは絶対に後悔したくなかったので糸取り物語にしましたが、今もう一度買うならもっと安いもので十分だと思っています。カバーステッチも基本的な事しかしないだろうからトルネィオで十分だと思っていたのですが、目跳びなど、縫い目の美しさなどからやはりベビーロックがお勧めですか?フラットロックでもストレッチデニムの裾上げなんかでは目跳びするのでしょうか。
ミシン選びは人それぞれ価値観や予算などもあり、正直これがいいと一言では言えないところがあります。
トルネィオからふらっとに買い換えた私の正直な感想を例えると、トルネィオが自転車、ふらっとが自動車です。
沢山練習すればどちらも運転出来るように(使えるように)なりますが、パワーが違います。
自転車で十分な方もいれば、自動車じゃないと困る方もいる、そして私は後者でした。
またこれまでデニムの裾上げはやったことはありません。
裾上げは職業用ミシンでやっています。
家庭用のニットソーイング向けのミシンですので、目飛びの可能性だけでなく故障の原因にもなるかなと思います。
YouTubeで毎週火曜日にミシンライブを行っております。
ふらっとろっくも使ったニットソーイングもやりますので、是非過去のライブも見て参考にして頂ければ幸いです。
https://www.youtube.com/channel/UCI5L4YuJYi6FU-buaVChudQ