ニットソーイング初心者です。
「肩線に伸び止めテープを貼る」と仕様書にあります。
これはどういうことでしょうか。
今回はニットソーイングでよく使う『伸び止めテープ』にスポットを当てて、その役割や使い方などを説明していきたいと思います。
伸び止めテープって何?
伸び止めテープはどんな所に貼ってどんな役割をしているのでしょうか。
私の使っている伸び止めテープはこちらのストレッチテープになります。
色々なメーカーから色々なタイプのものが販売されていますので、好みの物を探してみて下さいね。
細いテープ状の接着芯と思っていいと思います。
片面に熱で溶けるのりが付いているので、アイロンを当てて接着して使用します。
触ったときに少しざらっとしている面が接着面(のり)になります。
これを間違えるとアイロンにテープが付いてしまうので注意して下さいね。
もちろんニットだけでなく布帛にも伸び止めテープは使いますが、ニットソーイング向けの伸び止めテープの説明をしていきたいと思います。
伸び止めテープをを貼る目的
まずどんな所に貼るのか・・・それは名前の通り伸びを止めたい場所に貼ります。
伸び止めテープの目的について考えるとどんな場所に使うかが自然と理解できると思います。
ニット生地は特に横方向に伸びる特徴があります。
肩線など地の目に対して横方向になっているので、伸び止めテープを貼る必要があるんですね。
伸び止めテープの貼り方
伸び止めテープはミシンで縫う箇所(縫い線)にかかるように貼るのが基本です。
ですから10mmの縫い代の場合には12ミリの伸び止めテープが最適となります。
私が使っているストレッチテープは12ミリなのでこれを使うようになったと言っても過言ではありません。
10mmタイプは色々な種類を見かけますが、12ミリ幅のテープは意外と少ないのでおすすめです。
アイロンでの接着は高温だとテープがよれてしまうことがありますので、中温でしっかりと接着しましょう。
(河口)ストレッチテープの特徴
ストレッチテープはとても強力な接着テープです。
名前の通りストレッチ性があるので、曲線にも使用できます。
薄地でソフトなので表地にも響きにくく伸び止めに最適です。
コメント