【ほつれ止め】ピケの使い方【ドライ・水洗いOK】

手芸道具
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レースやリボンなどの服資材は端がほつれて扱いが苦手です。
こんな時はどうしたらいいですか?

今回はほつれ止めのピケをご紹介します。
色々な所で使えるので、1つあるととても便利な洋裁アイテムです。

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ピケってどんなアイテムなの?

ピケはほつれ止めに使用する液体です。

紐やリボン、レース、布テープなどの裁ち端のほつれ防止に役立ちます。
また裁断した生地の裁ち目にも使用できますので、ミシンなどでかがることができない生地や人形の洋服などの小さな布の裁ち目などには大変便利です。
ボタンホールなどのほつれやすい場所にもおすすめです。
ミシンかんぬき、ミシンの縫い始めや縫い終わりなどのほどめ防止にも使えます。
またボタン付け糸の補強やリボン、テープなどの結び目のほどけ防止にも役立ちます。

その他ストッキングの伝染止めにもなるようですので、洋裁しない人にもこのピケは1つ持っていたい安心アイテムだと思います。

意外かもしれませんがピケは接着性がありません。
その為ボンドなどと比べ硬くならず、乾燥も早いです。
また綿やウールはもちろん幅広い繊維に使用できます。
またなんと言っても最大の特徴はドライクリーニングや水洗いがOKというところです。

ピケの使い方

1.断ち目のほつれ防止に使用する場合

裁断した端から3ミリ程度の幅で生地に塗布します。乾燥が早いので縫い代からはみ出さない様に塗ることが難しいときは、ようじなどを使用して塗っていきます。生地が薄い場合は下にキッチンペーパーなどを敷いて余分なピケを吸い取ってあげるときれいに仕上がるようです。

2.糸や紐に使用する場合

糸が抜けないようにするために使用するときは、糸の先端に少量を塗ります。このときもようじを使うと簡単にできるようです。靴紐やリボンに使用するときは、結び目などの裏側に塗ります。なるべく目立たないように使いましょう。

ピケを使う時に注意すること

保存中に容器の中の液が濁ったり、ダマの様になったままで使用すると、乾燥後に白く目立つことがあります。
こんな時には容器のまま湯せんをする要領で60度位のお湯で温めながらよく振り混ぜ、サラサラの液状にしてから使用するようにしましょう。

ノズルの出口に詰まったダマはきちんと取り除いてから使用しましょう。

撥水加工の生地、絹織物、薄手の生地など素材によっては、乾燥後白く目立つ場合もあるようですし、サテンなど一部の素材によってはほつれ止めが出来ない場合もあるようですので、必ず端布などで試し塗りしてから使うことをおすすめします。

生地に付いた液を落とすには・・・

洗濯もできて水に強いピケですので、間違えたりはみ出したりしたときには落とすことが大変だと思います。

タオルを下に敷き、薬局などで販売されているエタノール(消毒用アルコール)をブラシにしみこませ、軽く叩くように落とすようにして、数回繰り返して落とします。
またこの時あらかじめ塗布箇所をアイロンで温めると落としやすくなるようです。

便利なピケですが、十分に注意して使用することが大切ですね。

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