ミシン初心者さん必見〜上達のポイント〜

ソーイングの基礎とコツ
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こんにちは。
ニット生地の通販SMILEの店長です。
今日はミシン初心者さん向けのミシン上達のポイントについて私なりにまとめてみました。

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ミシン上達は練習の積み重ね

はっきり言ってしまうと、このブログを読んですぐにミシンが上達するわけではありません。
ミシンに限らず、何かを上手になるためには結局練習の積み重ねが全てなのかもしれないと思っています。

ただ、私が色々とミシンで学び経験したことをここに書くことで、ミシン初心者の方が遠回りせずに上達への近道になればと思っています。

ミシン上達に近道はありません。
沢山縫って経験を積むことで少しずつ上達していきます。

ですががっかりするのはちょっと待ってください。
ミシン上達の近道になるかもしれない、知っておいた方がいい、そんな私の経験から得たミシン上達のコツをこれからご紹介していきますね。

憧れの作り手の作品を手にする

「こんな作品を作れるようになりたいな」
「この人みたいな作家になりたいな」
そんなハンドメイド作家さんや作品に出会う事があると思います。
是非その憧れの作家さんの憧れの作品を買って、手にして下さい。
きっと身近に手にすることで、目標がより明確になりモチベーションが上がります。

どうしてその作品に惚れたのか、丁寧な作り、デザイン、センス、自分が惹かれる理由を探すこと、これが上達への近道となります。
そして、できる事なら真似て作ってみる事もおすすめします。
真似て作ることで惹かれる理由がわかることもあるのです。
ちょっとした、縫い方の工夫や気が見えない裏地のこだわりだとか、同じものを作るには相当な時間と材料と技術が伴うことに気がつくはずです。

ここで注意しておきたいのは、売れっ子作家の作品を買って、自分も同じ物を売ってみたいから買って模倣することとは違います。
模倣する人はきっと上のような作品の魅力を理解はしていないでしょう。
偽物の魅力は長続きしないからです。

技術より道具

沢山縫うことが上達への近道とお話ししました。
でもただ縫うのでは時に遠回りになることもあります。

上達の近道に必要なものがあるとすれば、それは道具です。
いいものを作るには、やはりいい道具が必要です。
いい道具があると不器用な人でも綺麗な仕上がりに繋がりますし、時間の短縮にも繋がります。
私がおすすめするミシンの道具はこちらの記事でもご紹介していますので、是非読んでみてくださいね。

丁寧に作る

「丁寧に縫うこと」この言葉は私が初心者だった頃憧れ作家さんから頂いた言葉です。
素敵な作品が出来るその秘訣を知りたくて、失礼を承知で「どうしたら上達出来ますか」と質問をした時に教えて頂きました。

ゆっくりと丁寧に。一針一針に心を込めて縫うこと。
生地の色と糸の色を合わせること、ミシンの糸調子が合うまできちんと試し縫いすること。
縫い目が美しいこと、ステッチがまっすぐなこと、一定の速度でゆっくりと丁寧に最後まで。
この「丁寧に縫う」行為を習慣にしてみてください。
慣れてくると、早く仕上げたいと思い試し縫いを省略したり、糸の色が違うけど面倒だから縫っちゃおうとか、スピードを上げてステッチがゆがんでしまったりします。
ですが、いつも初心を忘れずに「丁寧に縫うこと」を心がけてみて下さい。
きっといつの間にか、ミシンが上達しているはずです。

同じものを作り続ける

人は何度も練習を重ねると上達していきます。
これはミシンに限ったことではありませんが、やはり練習の積み重ねが物事の上達への一番の近道なんだと思います。
そしてさらに同じアイテムを作り続けること。
例えばファスナーポーチを1つ作って、クッションカバーを1つ作って、ティッシュケースを1つ作るよりも、ファスナーポーチを3つ作ることをおすすめします。
1つ目は作り方を見ながら、作り方を覚えるのに精一杯です。
2つ目になると、ある程度コツをつかんできます。
3つ目になるとこうした方が綺麗に仕上がるなど、縫い方のコツがつかめてきます。

さらに何個も同じものを作れるようになると、生地が変わってもレシピ通りに同じサイズのアイテムが作れるようになります。
10個くらいは自分、家族、友人などにあげたりして、さらにそれ以上作るころにはミンネやメルカリなど販売サイトに出しても恥ずかしくない作品を作れるようになると思います。

ゆくゆくはハンドメイド品を販売していきたいと考えている場合にはこの方法がおすすめの上達方法です。

まとめ

ロックミシンを買った頃に、どうしたら既製品のような洋服が作れるようになるんだろうと調べたことがあります。
あるサイトに「まず50着縫ってみて下さい。その頃にはきっと今より上達していますよ。」と書いてありました。
初心者の私には1着すら大変だったので、50着なんて無理と思ってしまいました。

今思うと、この50着縫ってみて下さいという言葉がすごく良く分かります。
とにかく上達するには近道など無く、習うより慣れろということなんだと思います。

ミシン時間を楽しみながら色々と作っていけば、少しずつ上達していきます。
時に壁にぶつかって、やる気を無くすことも沢山あると思います。
でも、作り続けることをやめないで欲しいです。
ミシンの上達は練習の積み重ねです。

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