【綺麗に仕上げる】ロックミシンのカーブ縫い【メスロックと差動】

ロックミシン
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ロックミシン初心者です。
ロックミシンのカーブが苦手です。
綺麗にロックをかけるコツを教えて下さい。

今回はロックミシンでカーブを綺麗に縫うやり方を説明したいと思います。
ポイントを押さえて縫い慣れることが大切です。
是非沢山練習してカーブ縫いをマスターして下さいね。

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カーブのロックミシンのコツ

①差動を縮み縫いに調整します。(1.3~1.5がおすすめです)
②メスロックして縫います。
③ロックミシンに対して生地が真っ直ぐに入っていくように手で生地を誘導する。
④生地を絶対に伸ばさない。

私がカーブのロックをかける時にこの4つをポイントにしています。

①差動を縮み縫いに調整する
これはカーブの生地はバイアスになっているので通常よりも伸びやすい状態です。その為差動Nで縫ってしまうとどうしてもうねって縫い伸びしてしまいます。

②メスをロックする
これは縫い慣れもあると思いますが私はロックミシンはほぼメスロックで縫っています。もちろん普段のロックミシンではメスを使ってカットする方法で慣れている方もいると思います。
しかし今回のカーブ縫いについてはメスをロックして縫うことをおすすめします。
それはメスを使って切り落としながらカーブを縫うことは、押さえを上げたりして生地の調整が出来なくなるからです。
またカーブを綺麗に切り落とすことはかなりの難易度が高くなり失敗にも繋がりやすいです。
しかもカットしてしまっているので、解いて縫い直すことも出来なくなってしまいます。

③生地が真っ直ぐに入っていくように生地を手で誘導する
説明するまでもありませんが、一定の場所に真っ直ぐに生地を誘導することは時にとても難しいかもしれません。とにかくカーブを沢山縫って練習していくのが上達に繋がりますので頑張って縫いまくって下さいね。

④生地を絶対に伸ばさない
これは①でも説明したとおりカーブの生地はバイアス状態になっていてとても伸びやすい状態です。生地を手で誘導するときには絶対に伸ばさないように生地をそっと優しく動かすことが大切になってきます。時に押さえを上げ生地に無理な状態にならないようにすることも大切です。※押さえを上げるときには針は刺した状態で行いましょう。

外カーブのロックミシン

では上の写真のような外カーブにロックミシンをかけてみましょう。
生地をロックミシンにセットすると下の写真のような状態になります。

このような状態で縫い進めてしまうと生地が縫い落ちてしまいます。
そこでロックの手前の生地を手で真っ直ぐの状態になるように誘導します。
この時生地を決して引っ張らずに優しく誘導します。

2~3針進んだら生地を真っ直ぐにしてあげるような感じで、少しずつゆっくりとロックをかけて行きましょう。
時々押さえを上げてあげることで、これから入っていく生地を無理なく真っ直ぐな状態にすることができるだけでなく、縫い終わった針の向こう側の生地も押さえから解放され無理なテンションがなくなり縫いやすくなります。

ハギレがあったら是非円形にして練習してみて下さい。
縫い終わった時にも最初の円と同じ状態であることが理想的です。

内カーブのロックミシン

では上の写真のような内カーブにロックミシンをかけてみましょう。
生地をロックミシンにセットすると下の写真のような状態になります。

この状態で縫い進めると押さえの箇所に生地が重なって詰まって縫い進めることが出来なくなってしまいます。
そこで下の写真のように、生地をそっと左によせてロックミシンに対して真っ直ぐに生地が入っていくように誘導しましょう。

この時も生地を無理矢理引っ張ったりしないように気をつけます。
メスをロックしてあるので、そのメスの壁にそって生地が入っていくようにすれば綺麗な仕上がりになります。

お疲れ様でした!
カーブ縫いは慣れればそれほど難しくありませんので、ポイントを押さえてコツをつかむまで是非沢山練習してみて下さいね。

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