【ミシン初心者】ナイロン生地をミシンで縫う時のコツ【エコバッグ作りの基本】

ソーイングの基礎とコツ
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エコバッグに挑戦したいです。
ミシン初心者でこれまでナイロン生地は縫ったことがありません。
上手に縫うにはどうしたらいいですか?

今日はこんな疑問を解決するため
ナイロン生地をミシンで縫うコツについてまとめていきたいと思います。
是非ブログを最後まで読んで頂き
ナイロン生地でエコバッグ作りを楽しんで頂けますように。

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ナイロン生地の特徴

まずナイロンの特徴について知っておきましょう。

軽く汚れに強い素材です。
また速乾性や撥水性があります。
その為エコバッグには最適な素材になっているんですね。

熱に弱い素材です。
この為、縫製中のアイロンはなるべく避けて手アイロンするまたは低温であて布するなどの工夫が必要です。

ナイロン生地をミシンで縫うコツ

ミシンの針と糸と糸調子

普通針の11番とシャッペやキングスパンの60番の糸で大丈夫です。
※薄手のナイロン生地の場合には9番針+90番の糸がおすすめです。

ナイロンはミシンをかけると縮みやすいので、私は糸調子を弱めに設定しています。
適した糸調子は生地によって異なりますので縫い始める前に試し縫いすることをおすすめします。

テフロン押さえとPPバンド


ナイロン生地をスムーズに縫い進めるにはテフロン押さえとPPバンドの併用がおすすめです。
テフロン押さえはスムーズな生地送りと縫いズレ防止になるプラスチック製のミシンの押さえです。家庭用ミシンにも職業用ミシンにもテフロン押さえが販売されていますので、是非購入をおすすめ致します。
PPバンドはテフロン押さえ同様にスムーズな生地送りと縫いズレ防止になります。
また生地の厚みの段差の軽減にも役立ちますので、ミシンに常備しておきたいアイテムです。

アイロンのかけ方

ナイロンは熱に弱い素材です。
出来る限り手アイロンで縫い代を割るなど、少し手間がかかりますが工夫をしてみて下さい。
アイロンをかける場合には、低温であて布をして注意しながらかけましょう。

ミシンによる縮み

ナイロンはミシンで縫う時伸びないので縫いやすいですが、ミシンで縮みやすい生地です。
ミシンの後に生地が縮んだ場合にはその都度伸ばして生地を元の状態に戻すようにして制作するのがポイントです。
アイロンで伸ばす場合には低温+あて布が基本となります。

端処理の方法

ナイロンは大変細い繊維で出来ています。
生地端を引っ張るとクモの糸のようなほつれが出てくると思います。
自分用で切りっぱなしでも気にならない方は端処理無しでもOKですが、なるべく袋縫いやバイアステープ処理、おり伏せ縫いなどで処理しましょう。

待ち針やクリップを使う

ナイロン素材はしっかりとアイロンでくせをつけることが出来ないので、待ち針やクリップでとめながらミシンがけするのがコツです。
また時にはしつけなどをしてからミシンをかけるなど、手間がかかりますがこれも綺麗に仕上げるコツになります。

ナイロン素材でエコバッグを作ろう

ブログでエコバッグの無料型紙やレシピも公開しています。
是非苦手意識を無くして、ナイロン素材にもチャレンジしてみて下さいね!
特徴やコツを理解してから縫ってみると、ナイロン素材のミシンもすぐにマスター出来ると思います。

SMILEではエコバッグにおすすめの生地も販売しています。

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