基本のトートのマグネットボタンの位置を変えることで
上下のステッチがアタッチメントに当たらず
スムーズに縫えるようになりました！
変更点：縫う前に裏口布中心にマグネットボタンを取り付けます
以前の作り方の手順では、裏口布と裏地を縫い合わせてからマグネットボタンを中心に取り付けていました。
このやり方だと・・・もともと6センチの裏口布ですが、縫い合わせの後なので縦の長さが5センチになった状態で中心、つまり口布の中心ではない位置に取り付けるという単純なミスをしていました。
一度作ってあれ？となった方でないと何を言ってるのか分かりにくいかと思います。
これから作る場合にはとにかく
縫う前に口布の中心にマグネットボタンを取り付けましょう。
このような状態になります。
口布は縦6センチなので、上下の縫い代各1センチで縫うと4センチの中心にマグネットボタンがある状態で仕上がります。
2センチ近くのマグネットボタンを使用した場合でも上下に約1センチの余裕が出来ます。
これで上下2本ともミシンステッチが可能になると思います。
接着芯、マグネットボタンの取り付け、持ち手、タグなどは先に準備してから取りかかりましょう。
今回持ち手の位置も少し変更しました。
35ミリ出すことで、仕上がり時45ミリ内側に持ち手が入るので、口布境目のステッチで持ち手の補強も出来ます。
また持ち手は生地端から85ミリ開けて配置するとポケット位置にぴったり並びます。
持ち手の厚みなどでも変わりますので、80～85ミリを目安にして下さいね。
表から2本のステッチをすることで、図書バッグなど重い荷物を入れても安心して使えるバッグになります。
持ち手の長さは変えていませんが、左右5ミリずつ内側に入れたので1センチ短い持ち手になりました。
子供の図書バッグ用に作った型紙ですが、クリアファイルなどの資料を持ち歩く時にちょうどいいサイズなので、大人の方にもおすすめのトートバッグです。
是非作ってみて下さいね！
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