【カバステを使いこなそう】アタッチメント編②カバーヘムガイド【トルネィオ】

カバーステッチミシン
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今回はカバーヘムガイドというアタッチメントを使って、その使用感などをレポしていきたいと思います。

※ 使用するカバーステッチミシンはトルネィオとなります。
ふらっとろっくなど他のメーカーのカバーステッチミシンとは操作などが異なりますので、予めご了承下さい。

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カバーヘムガイドの仕組みと取り付け方

トルネィオ専用のカバーヘムガイドはかなり大きなアタッチメントです。
下の写真のように、取り付けネジは2箇所、左側にある生地端ガイドと右側の生地押さえガイドはスライドさせることができます。

裏側で折り上げた生地を、2つのスライドする金具で生地を一定幅にガイドするようになったアタッチメントです。
面倒なアイロンがけの工程が省略出来れば優秀なアタッチメントと言えるので、このあたりを検証していきたいと思います。

カバーヘムガイドをミシンに固定します。
下の写真のようにまず左針位置に合わせて位置を決め、ネジを2箇所しめて固定します。

カバーヘムガイドを使ってカバーステッチしてみましょう

まず生地をミシン手前にセットし、左側のスライド金具を針位置までスライドさせます。
この時生地の上に金具が乗っている状態にします。
こうすることで折り上げの生地端が針位置より左側に出ないので、綺麗に折り上げラインにステッチが出来る仕組みになっています。

続いて、生地を左側に折り表にします。右側のスライド金具を左側にスライドさせ、生地を押さえサポートします。
2つのスライドする金具によって、一定幅に折りながらカバーステッチがかけられるようにサポートされます。

理論上はアイロンをかけない状態で生地をセットしても綺麗にカバーステッチがかけられる、アタッチメントだとは思います。
では実際にアイロンなしでカバーステッチをしてみました
まずは天竺ニットで試してみました。

1回目は途中で白いスライド金具から生地がズレて内側に入ってしまい、縫い落ちてしまいました。
2回目は内側に手を入れて、生地端がちゃんとガイドに沿っているか確認しながら縫いました。
生地端より1ミリ程内側を縫っていたので、金具を再調整しました。
3回目は生地端ちょうどで縫えるようになりました。
4回目になるとコツがつかめてきました。本番前にはこのくらい練習してからだと失敗なく縫えそうですね。

今度は天竺ニットより少し厚手のジャガードニットで試し縫いしてみました。

ジャガードは厚みがあり、左側の白いスライド金具を使うと生地がひっかかり縫い落ち上手くいきませんでした。
2回目に左側のスライド金具は一番左側に固定し使わないで縫ってみました。
これにより縫いズレは解消しました。
金具を調整し生地端ちょうどに針が落ちるようにして3回目4回目を縫いました。

まとめ

カバーヘムガイドを使うとアイロンなしでも一定幅でカバーステッチミシンをかけることができました。
しかし生地が厚手の時には生地端ガイドのスライド金具は使わない方がいいなど、生地によって調整も必要です。
いずれにしろ、アタッチメントを使いこなすには練習がやはり一番かもしれません。
アイロンなしでも出来ることは分かりましたが、失敗もあるので使いこなすのは難易度高めのアタッチメントかもしれません。

私が使っているカバステはトルネィオ796Uです。

ジャノメ トルネィオ 796U3本針4本糸カバーステッチ専用 ミシン

今回使用したアタッチメント:トルネィオ用カバーヘムガイド

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