カバステの購入を考えています。
どんな縫い方ができるか詳しく知りたいです。
カバステで出来る縫い方について
私も学び直しながら
ブログでカバステについてまとめていこうと思います。
今回はまず1本針のチェーンステッチを
やってみたいと思います。
使用するカバーステッチミシンはトルネィオとなります。
ふらっとろっくなど他のメーカーのカバーステッチミシンとは操作などが異なりますので、予めご了承下さい。
チェーンステッチとは?
チェーンステッチは2重環縫いとも言われている縫い方です。
表は1本の直線縫いのステッチで、裏は輪状のステッチになります。
チェーンステッチの特徴は裏が輪のステッチなので伸縮性があります。
ニットやストレッチ生地などの縫い合わせに向く伸縮する直線ステッチになります。
使用例としてはキャミソールなどの肩ひもや、ロックミシンで縫い合わせたネック部分などの押さえステッチなどに使用します。
針と糸の準備
針は1本のみ使用します。
左、中央、また右のいずれか1本のみ残し、他の針は外します。
※運転中に外れて紛失することがありますので、外した後の針止めネジは必ず締めておきましょう。
糸は針とルーバーの2箇所使用します。
糸調子の合わせ方
トルネィオは針糸は「4」ルーパー糸は「3」にセットします。
ルーパー糸調節つまみがある機種の場合には「右側」にセットします。
試し縫いをして糸調子を調節します。
試し縫いでは少し生地がつれていたので針糸もルーバー糸も糸調子を弱めましたが、数値を0まで弱くしてもそれ程の変化はありませんでした。
送り目ダイヤルと差動ダイヤルの調整
糸調子を変えても思うような伸縮が見られませんでしたので、送り目ダイヤルと差動ダイヤルで調整をします。
送り目ダイヤルは縫い目のあらさの調整をするダイヤルです。
通常縫い目のあらさは「3~3.5」ですが、少し縫い目を粗くし「4」近くまでダイヤルを回しました。
また差動ダイヤルは通常「1.0」ですが、少し布を伸ばしながら縫って伸縮させたかったので「0.5と1.0の中間の点」にダイヤルを回しました。
今回はこの数値で縫うことで、程よく伸びて戻る好みの伸縮のチェーンステッチになりました。
糸調子や送り目や差動は、縫う生地によってその度に調整が必要です。
失敗しない為には慌てずに試し縫いでの調整がおすすめです。
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