【カバステ】バインダーの調整方法【三つ折りバインダー】

カバーステッチミシン
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カバーステッチミシン初心者です。
三つ折りバインダー処理に挑戦していますが、裏側のテープ端とルーパー糸の縫い目がズレてしまいます。
どうやって調整したらいいですか?

カバーステッチミシンでバインダー処理に挑戦したことがある方なら一度はこんな経験があると思います。
今回はこんな裏側の生地端とルーパー糸の縫い目をぴったりと合わせる調整方法について、私のやり方で説明していきますね。
もちろん、他にももっといい方法もあるかもしれませんので、1つの調整方法として読んで頂ければと思います。

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三つ折りバインダー仕上げの表側と裏側

まず裏側を見ていきます。
下の画像のように、付属ニットのテープの生地端がルーパー糸のラインにぴったりとあっています。
本番布で縫う前に、必ず本番布と同じ生地のハギレを使ってこの位置になるように調整しましょう。

続いて表から見てみましょう。
下の写真のように、バインダー布(付属ニットの内側に2本ステッチが入っています。
まずバインダー布の1~2ミリ内側に左針のステッチが来るように、バインダー金具の固定ネジである程度調整をしておきましょう。

バインダー金具の調整方法

バインダー処理した生地の断面の写真を撮ってみました。
右側のやじるしは裏側のバインダー布の生地端位置で、左側のやじるしは左針が落ちるステッチのライン位置です。
この2つの位置がちょうどぴったり合うように、バインダー金具を調整していきます。

金具の先端、バインダー布が出てくる箇所をアップで撮影しました。
赤のやじるしは表側から見える生地の位置になります。この位置は左針より1,2ミリ左側に出ている状態で金具を固定します。

続いて白いやじるしは裏側の生地端位置になります。
ここのラインにちょうど左針が落ちるように位置を微調整していきます。

下の写真の矢印に注目して下さい。
左下の小さな丸の爪の金属パーツはやじるしのネジの裏側でしっかりと固定されています。
この2つのネジゆるめ、金具が左右に動かして微調整します。
ちょうどいい位置になったらしっかりとネジを締めて試し縫いします。
これを繰り返して、ぴったりの位置になるように調整していきます。

今回は3つ折りバインダーで説明していますが、4つ折りバインダーでも同じように調整が可能です。

1ミリ前後の本当に僅かな調整ですが、ここが決まると仕上がりがぐんとすっきりします。
何事もやってみることがとっても大事です。
生地を変える度に僅かな調整が必要になることもあります。
是非めんどくさがらずに、何度も試し縫いを繰り返して一番いい箇所にセットして見て下さい。

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