私は綺麗なボタンホールが作れるという事を1番優先して家庭用ミシンを購入しました。
もちろんミシン自体もとてもいいミシンですが、職業用ミシンをメインにしているので、年に数回のボタンホール専用ミシンとなっています。
ボタンホールだけではとても勿体ない使い方なので、今後機会があればブログで家庭用ミシンも活用してレポしていきたいと思います。
今日はそんな私のボタンホール専用機のエクシードで実際にボタンホールを縫ってみたいと思います。
ボタン穴かがり押さえ
独自のセンサー方式で生地の状態や段差の影響を常に判断し、最適な送りを提供していきます。
JUKI公式サイトより引用
左右のぬい密度が揃った美しいボタンホールに仕上がります。
ボタン穴かがり押えには固定板がセットされています。
生地を固定板と押えの間に挟んで、より確実に送っていきます。
メス幅(ボタンホールの内側の幅)も3段階から選べます。
ボタン穴かがり押え (ボタンホール押え)
押えのボタン受け台にボタンをセットすると、ボタンの大きさに合ったボタンホールを作ることができます。
この押さえ、本当に良く考えられていてすごいです。
生地を挟んで動くので縫いずれの失敗がほぼありません。
下の写真のように2枚の金具板で生地を挟んで縫いすすめます。
また厚みは5ミリ程でしたら挟んでボタンホールを開けることができます。
しっかりと生地を挟んで浮かした状態で縫い進めることができるため、生地をきちんと送る=綺麗なボタンホールが出来上がるという仕組みです。
ボタンホールは針が細かく何度も生地に刺さるので、特に柔らかいニットなどはボタンホールで失敗なんてことが本当によく起きますよね。
しかも沢山のボタンホールから好みのボタンホールをボタン1つで選ぶことができます。
ニット用のボタンホールもあるのでこれはとても嬉しいです。
実際にボタンホールを縫ってみました
私の使う家庭用ミシン「HZL-F400JP エクシードドレスメイク 」には沢山のボタンホールから番号で選ぶことができます。
下の写真は取説です。
今回私は27番の両かん止め二重縫いボタンホールにしました。
ボタン穴かがり押えをセットして、ミシン左上にコードを差し込みます。
これがボタンのサイズなどを認識するセンサーになっているんだと思います。
押さえの後ろ側にボタンをセットする場所があります。
広げるとボタンがセット出来ますので、使用するボタンを入れぴったりサイズにセットします。
まずは本番布と同じ生地と厚みにしたハギレで試し縫いをしていきます。
このボタンホール押さえは上側のプラスチックの押さえと生地を下から支えるシルバーの金具の2枚構造になっています。
その隙間に生地を挟み込みます。
手前右側で2つのパーツが連結していますので、生地を挟む場合には物理的に下記の写真のような挟み方になります。
また生地を挟み持ち上げるシルバーの金具は取り外すことができます。
ボタンホールを開ける位置の都合で使い分けるといいと思います。
スタートボタンを押すとまず左側から2回ジグザグ縫いをしていきます。
続いて右側に進み、綺麗なボタンホールが出来上がってきました。
スタートボタンを1回押すだけで、セットしたボタンのサイズにぴったりのボタンホールがとても 2回ずつ往復して縫うタイプのしっかりとしたボタンホールが出来上がりました。
試し縫いは印に対して、どのような位置で始まり終わるかをチェックしましょう。
いよいよ本番の生地にボタンホール
スタート位置の印とまっすぐに生地をセットすることに注意してスタートです。
今回はサロペットのボタンホールですので、左右の位置のバランスに気をつけました。
とても綺麗なボタンホールが出来上がりました。
続いてボタンホールをリッパーで開けます。
ボタンホールを開けすぎてしまわないように、ストップ箇所にまち針を刺しておきます。
リッパーで真っ直ぐに穴を開けていきます。
最後にボタンを付けて仕上がった洋服はこちらです。
今回作った洋服「サロペットパンツ」は下記の記事で作った型紙です。
ボタンホールは洋服作りをしていると出てくることが多くなります。
私のように、職業用ミシンを買ってから後になってボタンホール用に家庭用ミシンを買う方は少ないと思いますが、このミシンのボタンホール機能は本当に素晴らしいです。
ボタンホールは最後の仕上げ、という場面が多いので最後になって失敗なんて経験したことがある人でしたら、とにかく綺麗なボタンホールが出来るミシンが欲しいと思うのではないでしょうか。
1台目に家庭用ミシンを検討している方にも、このボタンホールが優秀なJUKIのセンサー方式のボタンホールアタッチメント採用しているミシンはおすすめです。
JUKIのセンサー方式採用の機種
私の家庭用ミシンのエクシードに付いているこの変わった「ボタン穴かがり押さえ」
JUKI独自のセンサー式で 生地の状態や段差の影響を常に判断し、最適な送りでかがります。
この押さえが付いている機種について調べてみました。
もしボタンホール機能重視で家庭用ミシンの購入を検討されている場合には、このセンサー式の押さえを採用している機種の購入をおすすめします。
かなりの機種にこのセンサー式ボタンホール押さえが採用されていました。
ミシンはオープン価格などネットに掲載されておらず問い合わせの場合もありますので、信頼できるミシンのお店での購入をおすすめします。
実際に購入された方のレビューなども参考になると思います。
私が購入したのはもう何年も前ですが、購入して良かったミシンだと思います。
ボタンホール以外は殆ど使わないので、他の縫いに関してはまたレポして行きたいと思います。
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