ここ数日のカバステのバインダー修行でだいぶコツをつかんだ気になっている私です。
練習ばかりだとモチベーションも下がるので、今日は洋服を1着仕上げました。
とことんバインダー仕上げで制作
袖も裾も本来ならばカバーステッチで仕上げるところですが、4つ折りバインダーを使いこなす為にも、調子に乗って袖口、前後の裾も4つ折りバインダーで仕上げました。
練習の成果も出て、とても綺麗に仕上がりました。
裾は曲線ということもあり、「縫い伸び」や「しわ」も心配しましたが1回で成功です。
多少のしわはあるものの、アップ写真でも良い感じに仕上がりました。
4つ折りバインダーの難点
右肩線をロックで縫い合わせ、いよいよネックラインのバインダーに突入しました。
いざ4つ折りバインダーで肩のつなぎ目に来たところでミシンが異音とともにミシンがとまりました。
泣く泣く一度ほどいて、今度は段差がでないようつなぎ目をミシンで一度叩いて平らにしてからやり直しました。
しかし2度目もやはりつなぎ目でミシンは進んでくれません。
今度は原因を探るべくミシン手前のラッパの構造を良く見てみました。
するとバインダー布と本体布が通る隙間は予想以上に狭く、つなぎ目の4重になった生地とバインダー布の4枚が重なった状態で通る隙間ではありませんでした。
3つ折りバインダーに変えてやり直し
手持ちの3つ折りバインダー用ラッパを見ると、4つ折りバインダーに比べてかなり隙間が広いことが分かりました。
こんな訳で急遽首周りのバインダーは3つ折り15mm仕上げのラッパを使うことにしました。
ネック周りのバインダーには本来なら40~60スパンが理想的です。
ですが今回付属を使わずに共布で仕上げたかったので、良く見ると若干バインダーに浮きがてています。
今回自分用の洋服なので、このくらいは許容範囲ということにしました。
もう少しバインダー布を引っ張る感じで誘導するのが正解だったのかなと、ノンストレスにテープが入っていく自作テープスタンドが裏目に出ました(笑)
少しコツをつかんできました
今回のバインダー修行、私なりにコツがつかめるようになりました。
まだまだ生地を変えてバインダー布を変えて、色々な条件であっても使いこなすには、やっぱり経験が必要だということも分かりました。
今年の夏こそタンクトップが量産出来るように、私のバインダー修行は続きます。
上達するとラッパも色々と欲しくなる、ミシン沼にも注意せねば!
今回使用した生地はニット生地の通販SMILEで販売中です。
SALEカテゴリで販売している生地は店長が納得した生地を厳選し、国産上質ニットをお値打ち価格でご紹介しています。
メーカー廃盤だったりアパレル残反だったりと、様々な理由でアウトレット価格でご提供しています。
ニットソーイングの練習には最適ですので、 お買い物の際には是非SALE生地をチェックして下さいね。
コメント