
憧れのロックミシンがやってきた!
でもどうやるの?これは何?

そんなロックミシン初心者さんに
ロックミシンの基本をわかりやすくお話していきますね
ソーイングを始めていろいろな作品を作れるようになると次に欲しくなるのがロックミシンです。
ロックミシンは生地端を綺麗に始末することができ、ニットソーイングには欠かせないミシンです。
ロックミシンを購入しよう!と思っているかたは先に下記の記事を読んでみて下さい。
家庭用ミシンとの違いやロックミシンの選び方など参考になると思います。
念願のロックミシンを購入したものの、どうやって使ったらいいか分からない初心者さんもきっと沢山いると思います。
そんなロックミシン初心者さん向けにロックミシンについての基本をお伝えしていきたいと思います。
今日はまずロックミシンのパーツの名前を覚えることから始めていきましょう。
※私の使用している衣縫人での説明となります。
ロックミシンについて詳しく知りたい方は是非この記事を最後まで目を通して見て下さい。
ロックミシンの基本をしっかりと押さえておくと、これからロックミシンを使う際にきっと役立つことと思います。
ロックミシンの構成
ロックミシンのパーツの名前について写真と一緒に覚えていきましょう。
まずこちらは正面からみた写真です。

アンテナ・・・4つの糸掛けになるアンテナです。
金具は伸びますので一番上の高さになるまで伸ばして使います。
糸調子ダイアル・・・糸の調子を代えるダイアルです。
(衣縫人は糸調子を変えることができます)
※調整方法については別の記事で詳しくお話していきますね。
はずみ車・・・一針ずつ針を動かしたいときに手で手前に回します。
差動レバー・・・送り歯の動きをコントロールし、伸ばし縫いや縮み縫いの調整ができます。※この差動についても別の記事で詳しくお話していきますね。

針・・・4本糸の機種では針は2本(右針と左針)、3本糸の機種では針は1本
押さえ金・・・後ろ側のボタンを押して取り外しが可能です。
上メス・・・ロック解除すると上メスが動き下メスとハサミのように生地端をカットしながら縫うことができます。

ロックミシンの右側から撮った写真です。
奥に電源スイッチとフットコントローラーの差し込み口があります。

針板右下のパーツの写真です。
メス固定のつまみ・・・「LOCK」の見える位置=上メスが固定されている状態です。
この状態の時にはロックされていますので、生地端はカットされません。
かがり幅ダイアル・・・ロックのかがり幅を調整するダイアルです。
写真だと7.5/5.0の位置にメモリがありますね。
これは4本針では7.5mm、3本針では5.0mm幅で仕上がります。

ワンポイント
メス幅は2.5mmです。その為1センチの縫い代の生地をロックするには4本針「かがり幅7.5mm」+メス幅分(2.5mm)をカットしながら縫うと丁度いいですね。
送り目ダイアル・・・針目の距離を調整するダイアルです。
普通ロックと巻きロックの時で使い分けます。

写真の通り、一番左が左針糸・その横が右針糸・右奥が上ルーパー糸・右下が下ルーパー糸になります。これはしっかりと覚えておきましょう。

ルーパー糸の糸置き台を横にスライドさせると・・・ちょっとした付属品が収納できるスペースがあります。
これ意外と知らなかったなんて人も多いんです。
ロックに使う付属品を入れておくと便利ですので、是非活用して下さい。
ロックミシンのパーツの名前やそれぞれの役割がなんとなく分かるようになりましたか?
覚えてしまえば簡単ですが、「ルーパー糸」「差動」など初めて聞く名前もいくつか出てきたと思います。
次回ロックミシンの基本②では糸のかけ方について詳しく説明していきたいと思います。
「糸調子ダイアル 」や「差動レバー」についてはもう少し詳しく説明していきたいので、別の記事でお話していきたいと思います。
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