【ミシン針】ニット生地を縫う時のおすすめミシン針

手芸道具
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ニット生地を縫う時にレジロン(ニット用糸)を使わない記事を読みました。
ではミシン針はどんな針を使っていますか?

私がニット生地を縫う時に使う針は
「ニット用の針」を使っています。
今日は私のおすすめのミシン針についてお話ししたいと思います。

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私がニットソーイングで使っているミシン針

職業用ミシン=DB×1KN 

※使用ミシン:JUKIシュプール25SP

私が使っている職業用ミシンは工業用ミシン針を使うため、ニットソーイングにはDB×1KNというニット用の針です。
針の先端が標準針より細くなっていますので、針穴が開きやすいニット地に適しています。

ミシン針の特徴
小さいボール形状と針先に向けてシャープな形状になっています。

おすすめの素材
伸縮性のあるニット素材全般(スエット・Tシャツ・子供服など)

職業用ミシンでは家庭用針を使う機種と工業用針を使う機種とが混在していますのでお手持ちの取扱説明書を必ず参照してください。

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ロックミシン=HA×1SP(家庭用ミシン用)

※使用ミシン:bebylock 衣縫人BL675

私が使っている衣縫人は家庭用ミシンの針を使います。
ニット用の針はHA×1SPです。

ミシン針の特徴
中サイズのボール形状とスリムな針先で、目の詰まったニット素材がスムーズに縫えます。 ロックミシンの針としても使用できます(対応していない機種もありますのでご注意ください)。

おすすめの素材
目の詰まったニット生地全般・ロックミシン

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ニット生地の縫製にニット用針をおすすめする理由

ニット素材は、1つの編糸が連なって作られています。
そのため、どこか1ヶ所でもダメージを受けてほつれてしまうと、そこからどんどん穴が大きくなり広がっていってしまいます。

画像提供:オルガン針(株)様


これを「地糸切れ」と呼びますが、私も普通針でニット生地を縫っていた頃この経験をしました。
確か細番手で編まれた接結ニットだったと思いますが、ミシンで縫ったところが穴のように開いてしまい、ほつれてきました。
この「地糸切れ」の原因、それは【針】だったんです。

ニット用の針はミシン針の先端形状がボール形状になっています。
そのため編糸をよけながら縫うことができ、生地へのダメージを防ぐことができます。

画像提供:オルガン針(株)様

針先はものすごく細くて小さく、老眼が進んできている私には肉眼でその違いを確認することは不可能なので、そんな老眼仲間の方にもすごくわかりやすくお伝えできるいい例が「目打ち」です。

目打ちをニット生地に刺すと、 ミシン糸を解くときなど 引っかかって通し難い経験ありませんか?
これは目打ちの先が鋭くなっていて、ニット生地の編み糸に引っかかってしまうからなんです。
もしクロバーの「なめらか目打ち」をお持ちでしたら是非お試し下さい。
「なめらか目打ち」は先がボール状に丸いので、普通の目打ちに比べ簡単にニット生地でもすっと糸と生地の間に入り込みミシン糸を簡単に解くことができます。
先端が丸くなっていると、ニット生地の編み糸に引っかかることなくよけてくれるんですね。

話をミシン針に戻しましょう。
ニット生地に引っかかりやすい普通針でミシンをかけてしまうということは、せっかくのハンドメイド品が出来上がる前に生地がダメージを受けてしまいます。
私は地糸切れの経験をしたことで、ニット生地の縫製には必ずニット針を使うようになりました。

ミシン針は定期的に交換しましょう。

新しい針で縫うことを習慣にしましょう。
もちろん人それぞれ縫う頻度や量も違うので、このくらいで交換するといいよという目安は難しいです。
自分のルールを決めておくと、いいと思います。
頻繁に新しい針で縫うと、生地へのストレスもなくなり、トラブルが減りよりスムーズに仕上がります。
ミシンの針を交換する事はトラブル防止の1番おすすめの方法です。

こんな症状の時には針が劣化しているサインです。

  • 縫っている時いつもと違うプスプス音がする時
  • 目飛びする
  • 縫い目が揃わない
  • 厚手の箇所でミシンの針が進みにくい

ミシン針はオルガン針がおすすめです

100円ショップなどでも今ミシン針は販売されています。
もちろん私も100円ショップで手芸品を利用することは多いです。
ですがミシンに直接触れる【針と糸とボビン】この3つは品質の良いものを使っています。
ミシンのトラブルはこの3つが原因で起こることが大半です。
大事なミシンを故障することなく長く愛用するためにも、針と糸とボビンは品質重視をおすすめします。
今回ミシン針についてお話してきましたが、針はオルガン針なら間違いありません。
オルガン針(株)さんの公式サイトには沢山の針が販売されています。

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