
私も色々なアタッチメントを持っていますが、宝の持ち腐れにならないように一つ一つ使いながら紹介していきたいと思っています。
今回は職業用ミシンのアタッチメント【シャーリング押さえ】でギャザー寄せのレポしていきたいと思います。
ギャザー寄せのアタッチメントについて

私はSUISEIのシャーリング押さえ「P50」というアタッチメントを使っています。
SUISEIのアタッチメントはとても有名で、私もいくつか持っていますがとても高品質で定評があり、多くの縫製工場でも使われているアタッチメントです。
今回使用するシャーリング押さえP50は1枚の生地を縫うときにギャザー寄せをするためのアタッチメントです。
先日ご紹介したロックミシンのアタッチメントのように1枚はギャザーを寄せながら2枚の生地を同時に縫うアタッチメントとして、職業用ミシンにも同様の物がありました。
縫い合わせギャザー押え金(P5)になります。
ギャザー寄せアタッチメントをまとめると
シャーリング押さえを使ってみました
40センチの生地を送り目を変えながら縫ってみました。
40センチの長さの生地を4枚用意し、送り目を3、4、5、6と変えて縫い、それぞれのギャザーの出方の違いを調べてみました。
使用する生地によってもギャザー分量は異なりますが、アタッチメントをお持ちの方は是非数値を参考にしてお好みのギャザー分量で必要な生地の計算にお役立て下さい。


アタッチメントを使って実際に縫っている動画
シャーリング押さえを使った感想
動画を見て頂いて分かるように、シャーリング押さえはとても簡単にギャザー寄せが出来るアタッチメントです。
直線ミシンを2本かけ糸を引っ張るやり方と比べ、数倍早くギャザー寄せが出来上がります。
注意したいポイントとしては、直線ミシンを2本かけ糸を引っ張りギャザーを寄せる場合には微調整が可能ですが、このアタッチメントでギャザーを寄せた場合には微調整は出来ません。
ギャザーが動きませんので、生地長さには余裕をもって生地を準備しておきましょう。
また送り目の数値によってギャザー分量も大幅に変化しますので、試し縫いも必ず行ってから本番布でギャザーを寄せるようにしましょう。
この押さえがあれば、ベビーのふりふりモンキーパンツやキッズのギャザースカート、色々なギャザーアイテムもとても簡単に仕上げることが出来るようになると思います。
私も今後この押さえをもっと使ってハンドメイドアイテムの幅を広げて行きたいと思います。
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