スタイの無料型紙を使って、アレンジしてみたいです。
アレンジ方法のアイデアを是非教えて下さい。
今日はそんなあなたの為に、
基本の型紙からアレンジして
オリジナルアイテムにしていく方法を
ご紹介していきますね。
型紙をアレンジする
今回ご紹介するアレンジは、無料ダウンロードの型紙にすでに記載済みのラインを使用します。アレンジといっても、とっても簡単ですので、是非挑戦してみて下さいね。
型紙をダウンロードすると、横のラインが記載されています。
今回はこのラインを使った切り替えアレンジのスタイを作っていきたいと思います。
生地は一番上の表生地以外は22センチ×29センチを3枚用意します。
※用意する生地の種類については基本編を参考にして下さい。
切り替えアレンジの場合
一番上の生地のサイズが変わります。
上側のメイン生地サイズ 横22センチ×縦24センチ
下側の切り替え生地サイズ 横22センチ×縦7センチ
※上記サイズに予めカットしなくても、縫い合わせてからカットしても大丈夫です。
表生地2枚を縫い合わせる
表2枚の切り替え部分を合わせて1センチラインをミシンで縫い合わせます。
アイロンで縫い代をわって、落ち着かせます。
内布1の生地の上に配置し、切り替えラインを合わせます。
タグ位置にタグを配置して、のりで仮止めします。
切り替えラインにステッチ&タグ付け
表生地と内布1の生地を合わせ、切り替えラインの上か下のどちらかにコバステッチをかけます。
※切り替えの縫い代を落ち着かせる為と、型紙を写す際の横ラインの目安となります。
続いてタグも縫い付けます。
裏布と内布2を重ね、表布と内布1を中表で重ねます。
横ラインのミシンステッチを目安にして、型紙を生地中央に配置します。
ミシンの横ラインのステッチやタグの位置を確認しながら型紙を置きます。
今回切り替え生地の上側をステッチしましたので、横ラインステッチは型紙の切り替えラインより数ミリ上になります。
上下左右1センチの余白があることを確認し、型紙のラインをチャコペンで写します。
返し口なども写します。
4枚まとめてまち針で固定します。
繰り返し同じ切り替えのスタイを作る場合には、型紙に横ラインや用意する生地のサイズなどもマジックで書き込んでおくと便利です。
ここからは基本の作り方と同じですので簡単な説明になります。
※詳しくはスタイの作り方/基本編をお読み下さい。
チャコペンのラインを返し口を残してミシンで縫い合わせます。
まち針を外しミシンステッチの周りを約7ミリでカットし、カーブにハサミで切り込みを入れます。
丁寧に表に返し、アイロンで落ち着かせます。
段付き押さえなどを利用して返し口を閉じながらスタイの周りを1週ミシンステッチします。
最後にスナップなどのボタンを付けて完成になります。
まとめ
今回は型紙に記載してある横ラインを使いましたが、お好きな切り替えラインで是非アレンジしてみて下さい。
ハギレを組み合わせて、A4強くらいのサイズに繋げた生地を使っても可愛いと思います。
どんなアレンジをしても、最後に基本の形で型紙を写してそのラインをきちんとミシンすることで、同じサイズのスタイが出来上がります。
あなただけのオリジナルのスタイ、是非沢山作ってみてくださいね!
型紙のアレンジ、今回はとても簡単な切り替えアレンジをご紹介しました。
また機会があれば他のアレンジもご紹介していきたいと思います。
コメント
こんにちは。
こちらのスタイのデザインで、ベージュ×赤で作りたいのですが、赤い生地にベージュのステッチだと、浮いてしまうかなと悩んでいます。切り替え部分の色が濃い場合、最後のステッチをかけるときの糸の色を、それぞれの布の色に合わせて分けて縫った方がいいのでしょうか。その場合の縫い方、コツがありましたら、教えてください。
ステッチは変えても、変えなくてもお好みで大丈夫だと思います。
段付き押えがあれば均等にステッチがかけられますので色の違うステッチもデザインとして可愛いと思います。
もし綺麗にステッチするのが難しいようでしたら、少し手間ですが生地のカラーにあわせて糸を変えてみて下さいね。
裏地の色が1色であれば、糸替えは上糸だけでいいと思います。
参考になさって下さいね。