前編ではファスナーポーチのファスナー付けについて説明致しました。
今回はポーチに仕上げていきましょう。
裏地付きポーチは返し口を作ってどんでん返しで仕上げます。
ファスナー付けがクリアできたらもうすぐ完成です。
作り方(後編)
⑧生地を裏に返し下の写真の様に置き、両サイドを1センチで縫い合わせます。
この時裏布の片側約8センチを縫い残し返し口にしましょう。
⑨まちの部分4箇所を底の中心と脇線が重なるように合わせ1センチ幅でミシンをかける。
⑩裏布脇線の返し口からひっくり返し、表に返します。
⑪ファスナーサイドの生地端を綺麗に整えます。
今回はファスナー横がすっきりと収まるような、一番綺麗に仕上がる方法を試作しました。
これまでの縫い方と違うポイントは①裏地のステッチをしないことと②ファスナーの下止金具の方のテープ端を三角にして縫わないこと、この2つです。
①裏地のステッチをしないことで、生地端のもたつきがなくなりスッキリと返せるようになりました。
②のファスナーテープの三角に折っておくのはスライダーの開始側だけで十分だと思ったので今回やりませんでした。
裏地のステッチ、実は私は裏地もきちんとステッチしたい派です。
今回サイドのもたつきを無くすことを優先にしたので、裏地ステッチをしませんでした。
結果とてもすっきりとした仕上がりになりました。
内側の布はステッチしてないので使う生地によってはファスナーが引っかかる可能性もあります。
使用する生地や好みに応じた縫い方を選んで、好きな方法を見つけて下さいね。
⑫最後に内布の返し口をコの字閉じして完成です。
今回使用した型紙と生地
使用型紙
ファスナーポーチキット
使用生地
11号帆布/ボトル
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