ミシンの種類について理解しましょう
ミシンの購入を検討している方に、是非知って欲しいミシンの種類をご紹介します。
それぞれの価格・特徴など私なりに比べてみました。
用途や予算にあわせミシン選びの参考にして下さいね。
家庭用:電動ミシン
オススメ度 ☆☆☆☆☆
何も縫えずに結局買い直すという人がいるミシンです。
3,000円~1万円台で売っているミシンは初心者には縫えません。
ミシン上級者にもおそらく綺麗には縫えません。
道具はやっぱり値段も大事なんですよね。
ミシンの動力源を足踏みからモーターに切り替えたタイプです。
フットコントローラーでスタート・ストップし、踏み込み加減でスピード調節を行います。
ミシンを停止した時の針の停止位置を固定することができません。
家庭用:電子ミシン
オススメ度 ☆☆☆☆☆
1万円台から3万円台くらいの低価格なミシンです。
ぞうきんくらいしか縫わない方に、手軽でおすすめしているサイトを見かけます。
はっきり言ってぞうきんなら手縫いでできます。
電動ミシン同様、綺麗に縫えないとなかなかモチベーションは上がりません。
その結果、使わなくなることが目に見えてます。
電動ミシンの機能に加えて、手元でスタート・ストップできます。
また最高速度がゆっくりから段々早くと、お好みにスピード調節できる機能を持っています。
模様の選択をダイヤルで行います。
ミシンを停止したときに針の停止位置(上停止、下停止)を固定できます。
家庭用:コンピュータミシン
オススメ度 ★★★☆☆
家庭用を買うならこれがおすすめです。
価格は2万円台~8万円台くらいです。
機能と価格から初心者さんに選ばれるのも納得のミシンです。
電動ミシンの機能に加えて、マイコンを内蔵したコンピュータ制御で針の上下運動や糸調子などいろいろな機能を自動で行います。
模様選択や設定をボタンにタッチするだけで行うことができ、機種によっては、自動糸切りやエラーメッセージなど操作性に長けています。
複雑な模様縫いや文字縫い、刺しゅうができる機種もあります。
職業用ミシン
オススメ度 ★★★★★
ミシンの必要性の大半は直線、つまり本縫いなのです。
職業用ミシンは直線縫いしかできないミシンですが、その直線がとにかく美しい。
初心者さんにこそ、簡単に美しく縫えるこのミシンを私は真っ先におすすめします。
特徴:
美しい縫い目にこだわった直線専用のミシン
家庭用よりもパワーがある
薄手から厚物まで安定して縫うことができる
壊れにくく耐久性がある⇒一生物のミシンです
工業用のアタッチメントが使用できる
6万円台~10万円台と少し高価なミシン
ここからご紹介するミシンは少し専門的なミシンになります。
ミシンの種類の知識として知っておくといいかなと思います。
工業用ミシン
その名のごとく、縫製工場などで主に使用されているプロ向け本格的ミシンです。
早さとパワーは断トツです。
様々なアタッチメントと併用することで、
縫う箇所にあった最適なミシンでの縫製が可能になります。
ロックミシン
ニット生地の縫製に欠かせないミシンです。
布の端がほつれないようする「かがり縫い」や、
伸縮性のあるニット素材の縫い合わせをするミシンです。
ニット生地は伸縮素材です。
ロックミシンを使用して縫い合わせることで
Tシャツなどのニット生地アイテムの制作が可能です。
カバーステッチミシン
既製品のTシャツの裾などでよく見かける縫製が出来るミシンです。
表から見ると直線縫い、裏から見るとロックの縫い目のように見えます。
また専用のアタッチメントを使用することでバインダー処理が可能です。
より既製品のようなニットソーイングアイテムが制作可能となります。
ミシンの選び方
必要に迫られた時に使うためにミシンを購入したい方
- お子様の入園入学グッズ
- ミシンが初めてなので、入門機として検討
- 使用頻度としては年に数回
- 物作りはそれほど好きではない
など・・・こんな方におすすめミシンは
実際にどのミシンを買ったらいいの?についてはミシン屋さんに聞いてみて下さいね。 そんな時には下記の点について購入したいミシンのポイントまとめておきましょう。
そうすればきっとスムーズにおすすめ機種を教えてもらえると思います。
- 何を縫いたいか
- 使用頻度はどれくらいか
- 使いたい機能は何か
- 予算はどれくらいか
本気でミシンを趣味にしたい方
本気でミシンを趣味にしたい方には断然
なぜ直線しか縫うことが出来ない職業用ミシンを奨めるのか。
これについては話が長くなるので、別の記事でお話したいと思います。
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